あるマンションで、室外機天吊工事及び配管ダクト取付作業を行いました。
「エアコンの室外機天吊工事」のメリット
- ベランダ床に室外機を置いてないので床面積を有効に活用できる。
- お金がかかっていて高級そう
- ーーーー
もう思いつかない。😅
そこで気づいたこの工法のデメリットについてレポートします。
- 取り外しにくい
- 取り付けにくい
- 必ず作業には二人必要
- 配管をダクトに収めるのが大変
- 手間、人手がかかる分、料金も高くなる。
室外機天吊と地面置き(ベランダの場合)どちらがいいのかの判断材料にどうぞ。
目次
エアコンの室外機を配管から取り外しにくい
まず、エアコン交換工事なので、取り外しから始めます。
今回のエアコン室外機は、この下の写真のように配管接続部と壁には隙間がほとんどありません。
どうやって取り付けたのでしょう。と不思議に思ってしまう取り付け方です。
配管はガッチリダクトで固められているし、、、。
とりあえず、ダクトをすべて外し、室外機を金具から外し、室外機をすこしずらしてから接続を外しました。



今回交換処分対象となるHITACHI RAS-2510NX
天吊りだと室外機を取り付けにくい
地面置きだとすぐ終わる作業も天吊りだと時間が余分にかかります。
他の現場でもありましたが、配管を室外機に接続するためにはモンキーレンチとトルクレンチを使って配管のナットをギュッと締め付ける必要があります。
しかし、壁との隙間がある程度なければ作業スペースが狭すぎて工具が入らないという状況が生じます。
締め付け作業がしっかりできなければガス漏れを起こすことがあります。

エアコン室外機天吊。配管接続部と壁には隙間がない。このままでは工具が使えない。

重いものを天吊金具に乗せるのに人手がもうひとり必要
室外機を天吊金具に載せるわけですから作業に二人は必要です。
スリーエイチ デンキのヒロさんは奥さんと二人で仕事していますからいいのですけど、ひとり狼の電気屋さんでは作業できないということで断られることもあります。


配管をダクトに収めるのがたいへん
取付金具と室外機があるのでそれが邪魔をして、室外のダクトに配管を収めるのは大変です。配管は銅でできていて、硬いですし、下手な曲げ方をすると折れてしまいます。

それでもなんとか収めることが出来ました。

エアコン室外機。塩ビ管をサドルで壁に留め排水ドレン取り付け
エアコン室外機天吊り工法のデメリットいかがだったでしょうか?
それでも「絶対、室外機は天吊に」という方は【3HD】ヒロさんまでご依頼ください。
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